PPPoE接続とIpoE接続の違いがわかりません
PPPoEは、IPフレームにPPPoEヘッダを付けることで実現されます。
イーサネットMTU(一回で送れる単位)は最大1,500オクテットですが、そのイーサネットの上に実装したフレッツでは、このPPPoEヘッダ分占めることから、MTUは1,454オクテットになっています。つまり、PPPoEヘッダは46オクテットということです。
その46オクテットのPPPoEヘッダというのは、ZC局というほぼ都道府県に1つしかない局にあるL2TPサーバで使用されます。ここで、「どこの誰(所謂、認証)がどこのISP宛てに要求している?」ということを解決し、そのISPのL2SWにディスパッチされます。ちなみにフレッツの場合は、ZC局の束ねる単位を「フレッツ都道府県網」と呼びます。
1本の光ファイバを最大32世帯で分岐しているフレッツですが(圧倒的なブランド力なので、ほぼ最大分岐されていると思って下さい)、それが集約されているのがGC局、更にそれを集約しているのがZC局です(今は呼び名が変わっていますけど、古いこの呼び方の方が通じます)。
要は細い路地から幹線道路、高速道路と集まり、どこぞのサービスエリアに立ち寄らないと、行き先が分からないという仕組みです。それを毎回やるので、集中箇所は集中しますし、集中するから性能も出ないのです。
IPoEというのは、普通の「イーサネット上のIP通信」です。よくこんな下らない新名を命名するものんだと思いますが、PPPoEの対語としたいのか、PPPoEの超非効率な仕組みを説明したくなかったらかは分かりません。「IPoEは普通の通信です」って言えば「じゃ、PPPoEは何だったんだよ。遅いのは普通じゃないからなのか」と詰め寄られますからね。
PPPoEはIPv4でもIPv6でも可能です。IPoEはIPv6のみです。IPv6はアドレスが余りまくっているので、発行したアドレスでユーザが紐付けできます。
IPv4は余っていないので、そもそもISPが発行すべき、ISPが発行するのであればどこのISP宛かパケット内に情報が入っていないといけない、その情報を判定するサーバをGC局に置くとコストがかかる(ISPもGC局単位に引き込まなければならなくなるので嫌がる)という悪循環がありました。
IPv6になってからVNEという業者が設けられました。私達は気に留めませんが、ISPとB2B関係にあり、私達から見ればB2B2Cです。ISPに依頼してIPv6を申し込むと、結果的にはISPをバイパスした通信になります。ISPはメアドを提供するとか、NTTから移されたコラボ回線の徴収代行になり下がります。
IPv6(IPoE)になると、L2TPヘッダは要らない、ISP判別のために混雑サーバに一極集中しないで済む、かなり早い時点でどのVNEに渡せば良いか分かるということで、それなりの速度が出る(というかスポイル要素が減る)という結果になっています。
ジッタとかレイテンシ、エラーレートという観点では、やたらと収容客数が多いフレッツは、やはり不利ではあります。
回答ありがとうございました
PPPoE接続は、プロバイダへ接続してからインターネットにつなぐやり方で、プロバイダの電話番号というかAPNを使ってプロバイダに接続します。
接続する際には、プロバイダのID、パスワードが必要です。
他のフレッツ光が使える家で、自分のプロバイダのID、パスワードを使って接続できます。
IpoE接続は、最初っからプロバイダに接続された状態になります。
プロバイダのID、パスワードは、必要ありません。
自宅の回線でしか利用できません。
回答ありがとうございました
PPPoE→一般的な通信方式。回線終端装置を経由して接続する
メリット→サーバーを構築できる、オンラインゲームが快適、全てのサイトが閲覧できる
IPoE→回線終端装置を通さずに接続する
メリット→回線終端装置を通さないことにより混雑しやすい網終端装置を通らなくなるため速度が出やすい
デメリット→ポートの解放が出来ず無料通話アプリやオンラインゲームでは接続不良や、ラグが出やすい、一部閲覧できない非対応のサイトがある
回答ありがとうございました
PPPoE接続
所謂パソコン通信の時代から使われている通信プロトコル(データ通信の約束、手順)を使って通信する
最新のに比べると効率が良くない、またLAN内の通信データを変換する必要もある
IpoE接続
現在のLAN内の通信データをほぼそのまま通信回線に乗せることが出来る方式
余計な変換などがないので効率的
現代の通信データを昔からの方式に合わせて変換するか、変換せずに使うか
厳密に言うと違うけど、ざっくり言うとそんな感じ
回答ありがとうございました