たばこの受動喫煙状態でした。今後の健康の対応教えてください。

肺がんは発生部位により大きく分けると２種類有り、喫煙が大きく

関係している肺門型肺がんと、喫煙など余り関係が無い末梢型肺が
んがあります。

肺門型とは、肺の入り口付近の気管支に発生するがんで、末梢型は
肺の深い部分（末梢気管支）に発生するがんになります。

喫煙者に圧倒的に多いのは、肺門型の肺がんであり、その罹患率は
非喫煙者の約５倍近く高いと言う統計データーが有ります。

原因は、タバコに含まれている強烈な発がん物質により、肺細胞の
遺伝子が傷付く事で、がん遺伝子が発生します。

肺がん（肺門型）や胃や食道、大腸などの扁平上皮がん（粘膜から
発生するがん）の原因は、外因（タバコ、お酒）による継続的刺激
により発生する物であり、他の回答者さんが言ってるＨＰＶ（ヒト
パピローマウイルス）等とは全く無関係です。

受動喫煙者は喫煙者に比して、吸引する発がん性物質の濃度は大気
拡散により希薄になっており、喫煙者の肺がんリスクより低い事が
判っています。

先述の通り、喫煙者に圧倒的に多い肺門型肺がんは気管支上皮粘膜
が傷付けられる事により発生するので、喫煙を辞めていたり、今現
在は受動喫煙が無い場合は、今後肺がんに罹患する確率はぐっと減
るでしょう。

ただし、長年の喫煙や慢性的な肺疾患がある場合は、肺細胞に相当
なダメージ（炎症によるダメージ）があり（これは不可逆的であり
治る事はありません）、昨今の新型コロナウィルスなどに感染する
と肺炎が増悪劇症化し、命に関わる場合が多いです。

私は愛煙家ではありません。

肺気腫や肺癌はタバコが影響すると言われます。

この2つを取って説明します。

■肺気腫は、自分の白血球が、肺胞の細胞を異物と見なして殺している病気です。この様な病気は自己の免疫による病気ですから自己免疫疾患と総称されています。タバコによるものではありません。

■肺癌は、肺の細胞に癌遺伝子ができ分裂する病気です。癌遺伝子ができなければ癌は発生しません。
発癌性物質としてタバコや排気ガスの成分(ベンツピレン)など様々な化学物質や放射線などが挙げられていますが、発癌性物質は誘因となったとしても、直接癌遺伝子を作る主因となるモノではありません。
癌遺伝子を作る主因となるモノとしては、子宮頸部癌にパピローマウイルス、肝臓癌にB型とC型肝炎ウイルス、上咽頭癌や胃癌また悪性リンパ腫にEBウイルスが明らかとなっています。ウイルス遺伝子が癌遺伝子となります。家系もあり得ます。

添付しました図は厚生労働省の喫煙率の統計です。
喫煙率は低下していますし分煙も進んでいます。大気汚染も改善しています。しかし、肺癌は大腸癌と並び最も増加している癌です。タバコは主因ではありません。
色々心配していても仕方ありません。それより食事や睡眠に気を付けることですね。様々に病気になるならないは免疫が最も左右します。

ガスマスクを着用すればよいと思います。

通販で簡単に買えます。

健康被害があるかは人によります

車の排気ガスのが数倍健康被害があります
気にしなくていい程度です

まあ、それぐらいなら知れとります

癌は受動喫煙しなくてもなりますからね、

わかくして死ぬのも運命なのです

ガンになるかならないかは運です。

心配なら定期検診に行くといいです。
早期発見早期治療です。

がん検診を定期的に受けましょう