ハウスメーカーのモデルルームを壊して希望の土地まで運んで再建築のプレゼント募集があり応募しました。6

建物本体のみ。

まず指定の土地に建てられるかわからない。
土地の形状により斜線制限など大きさ自体が無理な場合もある。
それと境界や地積の確定のための測量費用、建築確認申請などの手続き費用、地盤調査から基礎工事は別途（モデルハウスのコンクリート基礎を持って来れないゆえ）。
内装がクロス等なら剥がして貼り替えはできないため新品（希望のランクは無理だろうが）だろう。
外構工事もむろん別途。

モデルハウスって給排水設備は無いよね。
水道の加入の費用、取り出しの掘削工事、公共下水道や浄化槽、内外の配管工事、水やガス等を使わないならいいが、そうでなければ別途にかかる。
電気もしかり、モデルハウスの電気関係はほとんどダミーと思う。

あと、気を付けることは
「中古住宅を解体しての移築」
正確に言うならモデルハウスは現に居住をしていないので専用住宅にはならない。
建築基準法上の用途は『現地販売事務所』と思うので、不特定多数を接客した事務所を中古で移築して住宅として使わせるもの。
築浅のためそこそこ価値はあるだろうが安い理由は中古住宅だから。
設備等に傷があっても文句は言えない。
ハウスメーカーの保証については確認したほうがいい。
おそらく新築と同じ保証にはならないと思う。
例えば軽量鉄骨造なら多少なりともスチールにサビ等がある。
補修のタッチアップでも新品にはならないため。

で、１番のネック。
「当選はほぼ無理」
抽選に申し込むことは土地があり住宅を建てたい顧客リストに載るわけだ。
抽選に外れたあと、セールスの猛攻撃に耐える忍耐力と精神力が求められる。
ハウスメーカーとしてはリサイクルがてら安価で顧客情報を集める手段だから。
（まとまった人数の住宅購入予定者の情報を集めるのは至難の技ゆえ）

移築費だけが650万円です

実際には、土地の聖地や造成費や、上下水道の工事代や、電気の引き込み関係など
さらに、外構工事、登記関係などの費用も必要です

単純に650万円では不可能です
詳しくは、そのハウスメーカーで確認しましょう
（所有地での現地調査は今の時点では無理でしょう）