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日本神話の中に何でも包み込んでくれる慈悲深い女神や
豊饒の女神はあまり出てきません。
イザナミやアマテラスはどこか恐いです。
どうしてなのでしょうか?
農耕民族なので神を恐れていたのでしょうか?(天候が荒れるのをおそれたため)
欧ではもともと土着の女神信仰があり、それがマリア信仰に
結びついたそうです。
日本でマリアのような女神信仰がないのはどうしてでしょうか?
慈悲深いのは外来の仏教になってしまっています。

よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

>農耕民族なので神を恐れていたのでしょうか?(天候が荒れるのをおそれたため)


欧ではもともと土着の女神信仰があり、それがマリア信仰に
結びついたそうです。

この女神という概念。
三面一体という概念があります。
後にこの三面一体が、三位一体としてキリスト教では、父 子 聖霊となりましたが、もともとの女神の概念の三面一体とは何か?

処女・母・老婆 というものです。

処女は生み出し、母が育て、老婆が破壊の相。
自然と同じです。
自然の循環と一緒です。
破壊されなければ再生されない。

それで女神が選んだ男は聖王とされ、女神の祝福を得て子沢山となったとされた。
が、力を失った聖王は殺されなければならない という考え方。
それでイエスが殺される物語ができあがった。

力をなくした王は、殺されていた。
再び力を取り戻すと信じられていたので。
しかし 後に身代わりという制度ができて、必ずしも聖王が殺されるということではなく、聖王の身代わりがたてられ、その者に紫の衣を着せ、女性たちの快楽を得た後、鞭打ちをして槍で突き 天と地の間に吊るす という制度に変わり、それによって女神への贖罪が完了すると考えられ、聖王は存命し続ける ということに変わっていった。

そして身代わりが殺されて3日後には、聖王は力を取り戻す と考えられていた。
権力者でい続けるためには、身代わりをどんどん立てて殺していくってわけです。


その殺される場面にいるのが、三面一体の女神 と考えられていた。
産み育てた女神がその者を殺す。
それがマリア ヘブライ語のミリアム とされた。

イエスの磔刑の際にいたマリアも女神の体現者で、聖王が殺される場面に神がいた  ってお話なんです。

慈悲深いというより、、、、、なんでしょうね。
女神が臨終の場面で見届けることで、再生がされるって考えだったのでしょうか。
物語を書いた人は。


イザナミ。
彼女の場合は、カッバーラ思想が入っていると思います。
新世紀エヴァンゲリオンでのレイがそうです。
三面一体に統合された原始の母 太地母神となることになりレイは形が崩れます。
イザナミもそうです。
黄泉の国に行ったため形が崩壊することになった。
それにびっくりして逃げ出したのがイザナギ。

生命のスープに還元され、また復活するというもの。
その思想が日本神話に入っている。


インド神話にも三面一体っぽい神がいるようですが、破壊の相の場合シヴァという名前だったと思います。
処女相の場合はマーヤー(マリア)だったと思います。
マ 母という意味。ヤ 神という意味。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%B4% …
  ↑
これだと
【シヴァは、ヒンドゥー教の3最高神の一柱。創造神ブラフマー、維持神ヴィシュヌに対して彼は破壊を司る。日本ではシヴァ神・シバともいう。】
となっていて かつ男神になっていますが、、、、、

一面を見ると慈悲深く、一面を見るととても恐ろしい神ですが、ほんとうは同一神です。


>日本でマリアのような女神信仰がないのはどうしてでしょうか?

アマテラスも本来は男である という説を知っています。
そうなると女神は日本にはいないってことになります。
が、神の体現者とされた女性たちはいました。
呪術に長けているとされ、権力者ですら手出しできないほどのカリスマ性を持っていた。
権力者はその女性と交わることで、権力を得ていたとされていた。
天と地の間に座すので人間を超えるものと考えられ、だからとしてあがめられていた。
ところが、中国からやってきたなんとか制度(名前失念)により、彼女たちは身分を剥奪され、落されてしまった。
妖術を使う怪しげな者として蔑まれた。
歌舞伎でかいま見ることができるそうです。

確かに歌舞伎をみると実に怪しげな者として登場する。
猿女とかそういったもので表されていますので、人間の常識から見ると理解不能な行動なので、忌み嫌われ落されてしまったのかもしれない。

そういうわけで、ずっと昔に落されてしまった女神なので、日本には三相一体の女神の概念が無いんです。
無いので慈悲の相の女神もいないんです。


七福神の中に一人だけ女性がいます。
弁天です。
彼女はもともと水の神で、MA つまり水 生み出す=生命の源 と考えられていたと思います。
水の概念なので、コインを水で清めると財産が増えるとされ、今では弁財天としてお金の神様として尊ばれていますが。


この清める役割をもしていたわけですが、後に穢れを清める役割→穢れた者と接する者→穢れた忌むべき存在 ってなって差別され落されたわけです。

いたはいたが、差別の思想により、社会から排除されてしまった。
今の問題の一つが、そこにルーツにある。

弁天、音だけ借りたのであれば、ヘブライ語のベンは息子という意味だったと思います。
もしそこが語源なら弁天は男だったのか? ってなりますが、、、、

弁天の起源はインドらしいです。

   ↓
http://www.ffortune.net/spirit/tera/hotoke/benza …
 

考えてみれば、清めることで罪を消し生かす とう思想。
慈悲深いですね。
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天鈿女命や、稲田姫などは、いかがでしょうか。



基本的に日本神話は、部族神であり、その部族神を天照の一族が統合してゆく事でなりたっています。
そのため、全国神は、征服した神々ばかりになってしまっています。
これは、大和政権が、国家統一の過程を神話として集成し、古事記・日本書紀などを編纂したためと思われます。
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日本やギリシャの神話に登場する神は人間あるいは人間集団が神格化されたものとされています



マリアなど慈悲深い女神は自然の脅威から自分たちを守って欲しいという願いが擬人化されたものと思います

仏教徒たちはいかに信仰が厚くても仏に依存しないのにキリスト教徒は何かにつけて祈りを捧げることでも明らかだと思います
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 専門家でも歴史家でもないので感想になりますが、


 日本の古代は、卑弥呼や女系天皇など、現人神で女王として存在した事が大きいような気がします。
 あと狩猟民族の女性は、男が狩に出る時、家を守っているのに対し、農耕民族では子供を抱いて、男女が一緒に作業をします。そうすると男女が平等になり神格化されにくい&神になっても下世話であると考えられ神々しい神(変な文章ですが)には、なりにくいのではないでしょうか?イザナミもアマテラスも気まぐれで人間的な性格ですよね。それでもアマテラスは太陽神ですし豊饒の女神には変わらないのでは?
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