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自分の周りの知人友人には、国際結婚している人や、彼氏・彼女が外国人の人たちが、複数居ます。
そこで気が付いたのですが・・・

日本人って、日常生活で何かムカつくことがあった場合(ご近所トラブルでも、幼稚園で会うムカつくママ友でも、夫の浮気でも、妻の暴言でも、何でも)に、内心、後々まで引きずる人が多いように思いました。内心引きずっているだけでなく、執念深くいつまでも、「あのときは・・・」と、口に出して、まわりや本人に言う人も居ます。

(もちろん、全員そうではないし、日本人でも外国人でも、性格にもよりますが、何となく体感的にそういう人の数が多いような気がしています。)

でも私の知人の周りにいる、欧米人の彼氏・彼女・旦那さんなどを見ていると、なんだか様子が違います。

彼らは、ムカつくことがあったら、その場で感情をあらわにして真正面からハッキリ主張する。そして、許すと決めたら、「ok, ok」って、もうそのことは二度とグチグチ言わない。気持ちを切り替えて、気持ちよく付き合う。みたいな・・・。

こういう違いについて、皆さんの考えるところをお聞かせください。

(1)その場で気持ちにケリをつけず、後々まで引きずる人
(2)その場でハッキリ主張し、議論し、あとはサッパリ、切り替え上手な人

(1)の人は、逆に言うと思慮深いという長所もあるだろうし、(2)の人は逆に言うと、瞬間的な自己主張が非常に強い人、とも言えるのだと思いますが・・・

この性格の違いって、文化や育ち方によって後天的に作られる事が大きいのだとは思いますが、欧米人は、様々な文化や考え方が入り混じった国で育ったから、こういうのが上手になったのでしょうか?

質問ですが、

(1)タイプの人が、もう少しラクに生きたいと思って、(2)タイプの性格に変わりたい!としたら、どうしたらできるのでしょうか?

いつかボロが出るような、無理やりな「嘘のポジティブ」とか、肩肘張って無理してやる自己主張とかじゃなくて、自然に、素敵に切り替え上手になるには?

あとからグチグチ思わずに済み、後々まで引きずらずに切り替えられるようになれば、みんな、あまり人を恨まなくて済むようになるし、ストレスも減って、人生がラクになるような気がするのです。
でも、それが苦手な人は、どういうトレーニングをしたら、上手に(2)が身につくでしょうか?

A 回答 (3件)

うーん・・・。



私は国際結婚していて、アメリカで数年暮らしていたのですが。

確かに、その場で言って、いったん話がついたらそこでおしまい、もう持ち出さない、というのはあります。これは性格と言うより、マナー、あるいはコミュニケーションスキルと思ってやっているのだと思います。なので、内心引きずってないかと言うと、そうでもないと思いますよ 笑
ただ、引きずっていても何もいいことはないし、エネルギーの無駄使いなので、さっさと忘れるようにしてるんじゃないでしょうか。
なんといっても効率性、合理主義が最優先されますので。

例えば動物や子供がいけないことをして叱る場合、その場でないと効果がないとか、そういうのがありますよね。それと基本的同じ考えじゃないかと。あとで持ち出すのは、まず話を持ち出して相手に思い出させる余計なエネルギーがいるし、自分も覚えておくというエネルギーあるいはストレス(忘れないように覚えて送ってちょっとストレスがかかることらしいです。)も必要で、結果、その場で言ってしまったほうが効率がいいわけです。また、いったん話がついたら持ち出さないのはあちらでのマナーだと思います。

私は元ダンとけんかしたとき、彼がさっさと話を終わらせようと(私にこれ以上痛いところを突かれまいと 笑)早々に謝り、ただその謝り方が自分が悪いと思っていると言うより、これ以上聞きたくないから、というのがありありとわかるようなぞんざいな言い方だったので、気が収まらない私はさらにぐちぐちと言おうとしたところ、「謝ったのに、なんでまだ続けるんだ」と、怒られました。つまり、謝る=免罪符的な意味合いもあるようで、相手が謝った以上、こちらもそれ以上続けると大人気ないとみなされたりします。


で、前置きが長くなりましたが、
回答としては、

決して性格という問題ではなくて(実際欧米人でも日本人より執念深かったり、内気だったり、いろんな人がいます)、あくまでコミュニケーションのとり方が欧米人のほうがスキルがあって、総合的に考えて最も効率のいいやり方を心得ていて実行しているだけだと思います。

だから、性格を変えるというより考え方を変えて、「こうした方が結果的に得だ」と考えると、納得してできるのではないでしょうか。

この回答への補足

本当に皆さま素晴らしいご回答ばかりで、
全ての方をBAにしたい気持ちで一杯なのですが、
迷いに迷った結果、アメリカ人の旦那様との、実際のケンカ時のエピソードなども含めて、教えてくださったpaniiickさんに、BAをつけさせて戴きます。

皆さま、本当に有難うございました!

補足日時:2013/08/01 22:15
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
実際に国際結婚されて、アメリカにお住まいだった方からの回答が得られて、とても嬉しいです。

また「合理化されているから」「そうしたほうが得だから」に、非常に納得しました!なるほど、「欧米人は根に持たない」というわけでは、ないんですね。ただ効率的だからとか、マナー上でそうしているということなんですね。

でも、謝罪を、明らかに「謝りゃ何でも許される」という、便利な免罪符として使われると、たしかに気が収まらないですね~。お気持ちすごくわかりました。

こういうのがマナーだったり、効率的だという考え方の根底には、回答No.1の方もおっしゃっているように、いつまでもグチグチ嫌味言い続けて、相手を嫌な気分にさせてたら、ある日相手がブチ切れて、銃を抜く可能性だって(国によっては)あるかもしれない・・・という感覚も、あるのでしょうか?
場合によっては自分の命と、愚痴を言う事、どっちが大事?っていわれたら、さすがに愚痴は言わなくなりそうです。
そして、どっちにしろ言わないなら、いつまでも覚えていても得なことは無い、という流れになるのは、非常に納得できます。

ご回答、ありがとうございました!

お礼日時:2013/08/01 20:48

日本の社会では、「まず最初に1歩引いておく」、ということが良しとされますね。



まず、相手を立てておく。
で、余計なことは言わない。
こうしておけば大過はない、ということですね。

また、「丸く治める」というのも良しとしますね。
お互いが1歩引くことで、まあまあこのあたりで、とするのです。

このような人同士であれば、大きな問題は起こりません。

おくゆかしさや、おもてなし、敬語表現などは端的に表していると思います。
別の見方をすれば「曖昧」ということです。

ところが、欧米の人達はまったく逆です。

元々幾多の民族との戦争を経験してきましたから、根本的には「敵か味方か」の発想があります。
それを確認するためには、話すしかないのです。
つまり、自分が思っていることを相手に伝える必要があるのです。
それに対して相手も対応する。
そこで初めて相手が何を考えているのかが分かるのです。

子供の時から「自己主張をする」ということが重要と教えられてきているのです。
ですから、「話さない」は「話す内容がない」と見られ、程度が低い、アホ、と認識されます。

このような人同士であれば、これはこれで、どんなに激しくやり合ったとしても、お互いが理解できればOKですし、内容によって決着が付かなければ、簡単に訴訟ということになります。
「明確」なのです。

日本の社会では、「曖昧」を良しとしているわけですから。言いたいことを言わずに、後で「グチグチ・・・」になるのです。
また、批判や反論をされると、その意味内容よりも、「人格否定」と捉えてしまう場合もあります。
「批判や反論をされた」、イコール「自分を否定した」と思うんですね。
そうなると、思考停止となり「あの人はイヤな人」として片づけてしまい後々までイメージとして残る。

どちらのタイプが良いかの問題ではありませんが、(1)タイプの人が、あとからグチグチ思わずに済み、後々まで引きずらずに切り替えられるようになるためには、何と言われようと、思われようと、「主張すべき時には主張する」ということしか無いと思います。

そのためには、日常的に、自分の身近なことからもっと広い範囲まで、自分の考えを持つことでしょう。
「確固たる自分の生き方を作る」ということだと思いますが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、日本の中で、自然体で(1)タイプみたいに生きていくには、確固たる自分の考えが必要そうですね。とても納得しました!

そのように、ハッキリと自分の意見を言うようになった場合は、「批判や反論をされると、人格否定されたと怒る人」からは、「私を否定した嫌な人」と思われる割合も、増えそうですね・・・。
でも、確固たる自分があれば、「ひとに嫌われるから同調以外の意見は言えない」とは、思わなくなりそうですものね。

オトナなご意見、ありがとうございました!

お礼日時:2013/08/01 21:49

…どうなのかなぁ?。



2のタイプになればなったで、それなりに大変だと思うんだけどね。
彼らは「生き死に」というのが隣り合わせになってる場所で生まれ育ってきたわけで、その歴史を背負って生きてきたわけだからね。

よく言われるけど「あいさつ」に違いが出るんだ。
欧米人は「握手」をするわけだけど、これは「手を握り合うことで互いの立場を対等にする」という意思表示で、つまり「さあ、ここからですよ?」という合図確認みたいなものですよね。
「指切った!」みたいな。
敢えて接触することで、そこからは別々みたいなね。

日本人はお辞儀しますよね。
あれは相手に「頭を見せる」ことで「抵抗しないよ、ほら?」みたいなものだそうです。
自ら恭順し、それを確認しあうわけで、ある意味「互いの環境を信じてないと」出来ない事ですよね。
互いに敵意がないことの証明。

信用しあってない民族、相手に対して「さあ、銃を抜くぞ!」というのが欧米。
「イザ勝負…の前に「あんた誰?」」というのが日本人。
日本人の挨拶は、相手を「認めるところ」から始まる。
欧米のように「殺されるのは、あんたが弱い」じゃないんです。
後に残ることは少ないけど、それはいわば「消す文化」ともいえます。

逆に言えば「だからこそレジストできる」んじゃないですかね?。
デモもそうだし、民族紛争もそう。
消す文化というものが根底にあるからこそ、徹底的にやれるんじゃないかな?と思います。
小さな後腐れは、彼らにとっては邪魔なものだろうし、排除しておきたい。
しかし、それも民族単位になれば、みな記憶は残っているから、大きなうねりとなって、主体となっているものを駆逐する勢いになるんでしょう。

ストレスがないわけじゃないんだと思います。
ストレスを「抹消する」方向なのだと思います。
だから一歩間違えてしまうと、多大なストレスを抱え込む可能性があるし、それを防ぐ方法、しのぐ方法というのを、彼らはあまり知ってはいないと思います。
だから「エンジョイ!」と言うのでしょう。

ジョン・レノンの「イマジン」を、日本人はすんなりと受け入れたはずです。
いい歌だ、と聴いていた「だけ」だと思いますが、例の9:11の時にイマジンが放送中止になったのは、それだけ彼らがあの歌を「問題視」したからであり、危険視したからでしょう。
イマジンは彼らにとっては「異常」なのです。
「もし国境がなければ」…なんて「とんでもない!」話だ、ってことですね。
今でこそ、日本人も妙に右傾化して、ナショナリズムの塊みたいになってる人がいますけど、ほんの少し前まではもっと大らかだったはずです。
「世界平和」と笑顔で言える人種なんて、日本人と、一部の共産圏の人くらいですよ(汗)。

日本人は「自らが小さなダム」となって、ストレスをためて、漏らさないように生きてきたんです。
そういう生き方が出来た人種であり、そういう文化を持っていたんです。
ただ、今の社会ではストレスが多すぎたり、なまじ欧米化を試みていくことで、混乱してしまった部分が多いと思いますよ?。

だからほんとは「ストレスをあまり作らないようにする工夫」を、日本人はしなきゃいけないんじゃないかと思うんですけどね。
難しいことですけどね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど…!! ふとした素朴な疑問から投稿した質問でしたが、すごく深いお答えをいただいて、すごく納得しました!
挨拶で握手するのは、「指切った」みたいに、一度あえて接触して、それが離れたらそれぞれ独立した別々の個。というニュアンスの挨拶なのですね。9.11でイマジンが問題視されたのも、知りませんでしたので、すごく勉強になりました。

> 日本人は「自らが小さなダム」となって、ストレスをためて、漏らさないように生きてきたんです。
> そういう生き方が出来た人種であり、そういう文化を持っていたんです。
> ただ、今の社会ではストレスが多すぎたり、なまじ欧米化を試みていくことで、混乱してしまった部分が多いと思いますよ?

なるほど・・・。島国ならではの、みんな共有して持っていた、もともとの日本人「らしい」感覚が、今の時代になって欧米化した感覚と入り混じり、混乱しているところもあるのですね。
欧米化した感覚の持ち主に、もともとの日本人らしい対応をしても通じないこともあるし、その逆もありの時代ということですね。
つまり、対応は、慎重に相手をよく見て・・・というのが求められる時代ということでしょうか。

「ストレスをあまり作らないようにする工夫」、本当に難しいですね。というか、簡単だったらきっと、皆さん既にストレスなんかに悩んでいないはずですものね。

大変わかりやすく、深い回答をいただいて、感動しました。ありがとうございます!

お礼日時:2013/08/01 20:41

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